こんにちは。新たに高級キーボードを購入してテンション高めのよつばさです。
さて、この記事を書いている現在はまだ2月末、予選第2回の直前ですが、現状の構築がかなり満足のいく出来であるのとキーボードの音が聞きたいということで、記事というか構築のメモを残しておこうと思います。
予選3回目後のよつばさです。僕は別人格として(?)文字色を変更して話していきます。
まず第1回予選において感じた点として、1rom予選では1回の急所が命取りとなることが多かった。普段もそれは変わらないとはいえ、例年より参加できる回数が少ない以上急所や噛み合いによって勝負が大きく動く構築は使いにくいと考えた。
そこで友人と話していたところ、テルさんのポリガエンバレル+ディンルーの構築を教えてもらった。壁を使わない高耐久スタンは回し方次第で急所や噛み合いによる影響が少ない他、トリックルームを駆使して被弾を減らせるということでこの構築を回してみた。その結果感じたのが以下の点
これらの点を考えた結果、基本選出にサーフゴーを、補完として鉢巻一撃ウーラオスととつげきチョッキタケルライコを採用して今の形になった。なお、補完枠はまだ一考の余地ありといった感じ。
トリルをする動きへの風当たりが強くなってきていたため、基本選出以外にも一撃ウーラオスを主軸としてタケルライコやガオガエン、モロバレルでの対面操作、スイーパーとしてサーフゴーを使うといった戦術も可能とした。これを考慮した場合努力値配分が変化するためこれも後述する。
@しんかのきせき テラス毒
ダウンロード
なまいき AS0 192(252)-x-133(180)-125-137(76+)-58(-)
・テラバースト
・れいとうビーム
・じこさいせい
・トリックルーム
この構築の最重要ポケモン①。
高耐久トリックルーム役兼アタッカーとしても大活躍。このポケモンのHPを高い水準で管理し、2回目、3回目のトリックルームへ繋げることがこの構築を使う上で最も重要になってきます。
テラスタルは毒、トリル下でモロバレルを動かすにあたり大きな障害となるこのゆびとまれを持った水オーガポンに対してテラバーストが大きな打点になるほか、唯一の弱点である格闘を半減できるのが優秀でした。
@ゴツゴツメット テラス水
さいせいりょく
図太い A0S19 221(252)-x-133(244+)-105-102(12)-44
・かふんだんご
・きのこのほうし
・いかりのこな
・まもる
この構築の最重要ポケモン②。
トリル下でキノコの胞子によるサポートをすることはサブ、メインの働きは耐久の削れたガオガエンや他アタッカーの回復、挑発ハバタクカミに対してポリゴン2と並べて怒りの粉によってトリックルーム始動をサポートすることです。
オーガポンと対面した時には花粉団子でかなり削ることもできるなど、サポートだけじゃない性能が魅力でした。
特性以外の回復手段が無いため繊細な体力管理が必要で、このポケモンが倒れた瞬間構築全体の耐久力が一気に失われるため、場合によってはポリゴン2よりも大切に扱う必要があります。
ちなみにSは最遅ディンルーより1低くしていますがただの自己満足なのでなんでもいいです。この変な趣味のせいで僕のBOXには変なS個体値のポケモンが大量に鎮座しています。
第3回の予選ではこの枠を水オーガポンにして使用しましたが、これはちょっと失敗でしたね。スタン的な立ち回りを強化しようと採用しましたが、回復ソース不足による負けが目立ったほか、モロバレルの選出圧力がかなり重要だったと学びました。ガエンバレル最強!
@オボンのみ テラス草
いかく
図太い 202(252)-136(4)-143(156+)-x-116(44)-87(52)
・フレアドライブ
・はたきおとす
・ねこだまし
・すてゼリフ
入れ得ポケモン。
何よりサイクル・対面操作性能が高い!初手ポリガエンの安定性、裏から投げても強いなどなんでもござれ。
素早さを実数値87にして初手のミラーでほぼ上を取れるようにしました。いかくで素早さ順を確認できるのが偉いですね。S85にしていたこともあったんですが、同速でいかくは早く、ねこだましは遅くという事故が度々起こったので思い切って2ほど上げてみました。トリル下の60族ミラーで下から捨て台詞を使えるので、速くしたのは正解でした。
構築経緯でも語ったトリル下の相手のモロバレルを牽制するため草テラスで、友人に相談してからさらに挑発も試し、眠ってはいけないポリゴン2をサポートできることなどが優秀でしたが構築上火力が必要な場面が多く、不採用としました。
@こだわりメガネ テラス鋼
おうごんのからだ
ひかえめ A0 185(180)-x-115-203(252+)-115-114(76)
・ゴールドラッシュ
・シャドーボール
・まもる マジカルシャイン
・トリック
イケメン、神、最強、この世のすべてを手に入れたポケモン。
トリル下で胞子が効かず、高火力全体技を扱え、格闘の一貫をキャンセルできる。君は最強で無敵のエース
本当にこの構築にマッチしていて、そのために生まれたんじゃないかとさえ思えてくるポケモンです。語ることなし。
Sラインはゴリラライコ等S種族値80台のポケモンたちがおよそいる-1の100族抜きである112をちょっと抜いた辺り。Cはモロバレルへの乱数が変わるため最高。環境柄はたきおとすを受けることが多いため、初見で集中から守ってターンが貰えるようまもるを採用しました。
瞑想ライコが構築単位で苦手だったため、打点を持てるようマジカルシャインを採用しました。瞑想ライコはまず暗黒強打を入れてから他で削るのが基本ですが、場合により先にサーフゴーを出すこともあるので役に立ちました。
@こだわりハチマキ テラス毒
ふかしのこぶし
いじっぱり S5 207(252)-200(252+)-120-x-81(4)-104
207(252)-188(164+)-120-x-80-129(92)
・あんこくきょうだ
・インファイト
・ふいうち
・どくづき
一撃必殺の補完枠だったがメインアタッカーに昇格した。サーフゴーが苦手とするポケモンの多くに等倍以上の高火力が出せるという補完が取れていて、どちらかというとウーラオスが苦手とするフェアリーに対してサーフゴーが強い、Sをゴリラより遅くすることでトリル下でかなり強いアタッカーになれるだけでなく、トリル下以外でもガエンバレル等のサポートにより強力な突破能力を得られる。
こいつがメインアタッカーです。サーフゴーとの補完が取れている他、paper君と話して初手鉢巻ウーラ+スイーパーの動きが強いと確信しました。Sラインは最速ペリッパーより早く、なおかつトリル下でオーガポンの上を取れる129(せっかくS5個体厳選したのに......)。
@とつげきチョッキ テラスフェアリー
こだいかっせい
ひかえめ S20 231(244)-x-111-198(180+)-120(84)-90
232(252)-x-129(140)-176(20+)-113(28)-104(68)
・10まんボルト エレキネット
・りゅうせいぐん
・じんらい
・バークアウト
補完枠その2。対晴れトリル、対トルネウーラとして採用。無難に強かったです以上。
エレキネットを採用したことによりトリル以外の動きを可能としました。ここの枠は要検討で、単体性能が高いため今回はタケルライコにしていますが他にもいくつか候補はあります。リキキリンハギギシリなんか結構いいと思ってるんですが、数値が低くてちょっとね。
ここから先は緑だった僕が書きます。先月の僕がここで終わってたので
選出といってもかなり自由度の高い選出が可能なのであくまで一例として紹介します。
基本選出
裏 モロバレル+サーフゴー
最も基本的な選出です。ポリゴン2、ガオガエン、サーフゴーをアタッカーとしてサイクルしながら、2回以上トリックルームを決めて盤面を掌握していきます。
選出例
表 サーフゴー+ウーラオス
裏 相手に合わせて
パワー重視の選出です。後出し性能の高いポケモンばかりなので、割とどうにでもなりますし、場合によっては1ターン目で勝負を決められます。
裏 サーフゴー+誰か
paper君と話していた先ウーラ後スイーパーの選出です。ウーラオスが2回以上動ければかなり勝ちに近いです。テラスを切るタイミングが重要になりますね。
対トルネ・晴れトリル
表 ポリゴン2+タケルライコ
裏 相手に合わせて
トルネロスの挑発を警戒する必要があるかどうかを相手の構築から見極めて、場合によってはトリルを張らずスタンダードに立ち回ります。
SPLオフでハギギシリを使って優勝しましたが、あれは不利構築に当たらなかっただけでただのまぐれです。
第3回は合宿にインフルエンザと直前に練習時間を取れなかったのが痛かったです。もっと早くやれという話ではありますが
結果としては第2回の1717が最高でしたが、個人的には8割満足といったところです。あと1ヶ月はこの構築を改善しながらレギュレーションGに備えようかと。
プレイヤーが不甲斐ないがためにこの程度の結果になってはしまいましたが、構築のポテンシャル自体は高いと自負しているので、是非遊んでみてください。